2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 1.ジェンダー平等で多様性を認め合う社会の実現を求める取り組み 【重点31】 県内すべての市町村でパートナーシップ制度が導入されたが、市町村ごとに制度の相違があり連携に課題が残っている。すべての希望する人が権利行使できるよう、連携に向けた取り組みを進めるとともに、ファミリーシップ制度の確立に向けた取り組みを進めること。 「要求の趣旨」 社会が内包するジェンダー不平等について、様々な角度からの是正を求める取り組み。 あわせて、基本的法改正を働きかける取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 1.ジェンダー平等で多様性を認め合う社会の実現を求める取り組み 【重点30】 パワーハラスメント、セクシュアルハラスメントはもちろん、就職活動時や選挙運動時も含むあらゆるハラスメントを排し、すべての人がその能力において希望する働き方と働き続けることを選択することが可能となる社会の実現に向けた施策を展開すること。 あわせて、就労の継続を希望するすべての人が仕事と育児や介護等の両立を実現するために、企業における両立支援制度等の充実、働き方の見直しを含めたワーク・ライフ・バランスの取り組みの促進・支援など、施策の拡充をはかること。 また、これらの根底に残存し、直接・間接差別の要因となる社会制度・慣行の見直しを推進すること。 「要求の趣旨」 社会が内包するジェンダー不平等について、様々な角度からの是正を求める取り組み。 あわせて、基本的法改正を働きかける取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 1.ジェンダー平等で多様性を認め合う社会の実現を求める取り組み 【重点29】 ジェンダー平等社会の実現に向け、「第5期川崎市男女平等推進行動計画~かわさき☆かがやきプラン~」の浸透をはかるとともに、女性活躍推進法の改正に伴い公表が義務付けられた男女の賃金格差等について、公表される情報を把握し、雇用の全ステージにおける直接・間接差別を排すること。 また、その基礎資料とするため、様々な統計情報についてSOGIに配慮したジェンダー情報とのクロス集計を可能とし、ジェンダーによる差異や不平等状況の把握に活用ができるよう必要な修正を行うこと。 「要求の趣旨」 社会が内包するジェンダー不平等について、様々な角度からの是正を求める取り組み。 あわせて、基本的法改正を働きかける取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 行財政政策 2.市民・県民に開かれた議会、投票率向上を求める取り組み 【重点28】 投票機会の確保をはかるため、期日前投票時間の弾力的な運用等「行きやすい投票所」の拡大に取り組むこと。また、交通不便地に対しては移動投票所の運用を検討すること。あわせて、そのための予算と人員の確保を行うこと。 「要求の趣旨」 若者の投票率向上に向けた啓発を求める取り組み、有権者の投票意欲を喚起する仕組みづくりに向けた取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 行財政政策 2.市民・県民に開かれた議会、投票率向上を求める取り組み 【重点27】 若者の政治意識の醸成に向け、学校教育における主権者教育を充実すること。 また、大学生は住民票を移さずに、投票権のある地域から首都圏(神奈川県)に来ている場合も多いことが考えられるため、不在者投票について広く啓発・周知すること。 「要求の趣旨」 若者の投票率向上に向けた啓発を求める取り組み、有権者の投票意欲を喚起する仕組みづくりに向けた取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 行財政政策 1.ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の確保に向けた取り組み 【重点26】 公共調達における公正労働の確保は、地域で働く者の適正な労働条件の確保などディーセント・ワークの実現を促すとともに、その大部分を受注する地元の中小企業における適正な価格転嫁のための環境整備を促進するために重要な取り組みである。 公共調達における予定価格の積算に、適正な人件費および材料費価格が反映されるためにも公契約(公共調達)の管理運営における審議会等、第三者の目による評価検証制度を含む公契約条例の制定に向け取り組むこと。すでに条例が施行されている自治体においては、その効果を検証し公表すること。 「要求の趣旨」 働く環境を著しく阻害し、生産性を低下させるカスタマーハラスメントを防止し、働く人を守りながら消費者にも優しい社会をつくる取り組み、また、取引に占める公共調達の位置と役割を再認識し、コストの価格転嫁に対応する公共調達のあり方を求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 行財政政策 1.ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の確保に向けた取り組み 【重点25】 消費者による不当な要求、悪質なクレームや暴力などのカスタマーハラスメントは、小売り・サービスの現場にとどまらず、輸送・運輸、医療・介護・子育て支援さらには公務の職場においても増加しており、働く環境を著しく阻害している。 カスタマーハラスメントへの対応について、政労使での意見交換の機会を確保するとともに、倫理的な消費者行動を促進するための施策を推進すること。 「要求の趣旨」 働く環境を著しく阻害し、生産性を低下させるカスタマーハラスメントを防止し、働く人を守りながら消費者にも優しい社会をつくる取り組み、また、取引に占める公共調達の位置と役割を再認識し、コストの価格転嫁に対応する公共調達のあり方を求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 4.安心して暮らし、働き、携わることのできる社会の実現に向けた取り組み 【重点24】 国家の主権および国民の生命と安全にかかわる重大な問題である北朝鮮による日本人拉致問題の風化を防ぎ、一日でも早い帰国を実現するため、国と連携しさらなる啓発活動に取り組むとともに、市民集会を開催するなど、市民への世論喚起の充実に取り組むこと。 「要求の趣旨」 生命と安全、民主国家の主権にかかわる問題について、国の外交努力を求めるとともに、居住する地域での意識喚起・醸成を求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 3.差別やハラスメントのない共生社会をめざす取り組み 【重点22】 社会的少数者に対する差別を禁止し、差別被害調査や差別被害救済措置など、人権尊重のまちづくりを推進する取り組みの具体的内容の公表・共有を進めること。 「要求の趣旨」 すべての人がその人らしく、働き、暮らすことのできる社会をめざす取り組み、および現存する被害を一掃し、被害者の救済につながる確実な仕組みを整える取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 2.学びを支える環境をめぐる課題に対する取り組み 【重点21】 外国につながる子ども達が市内で増加している。就学前の保育園や幼稚園への入園、義務教育への就学、高等学校への進学、就労、それぞれの段階で言語や生活習慣の相違等様々なことに起因する困難が生じ、結果として教育格差・生活格差が生じている。 外国につながる子どもとその家族を地域の中で孤立させず、保護者も含めた必要なサポート体制が取られるよう施策を展開すること。 「要求の趣旨」 学びを希望するすべての人が、自由に学ぶことができる環境を整える取り組み、および学校の教育活動を支える学校外の仕組みや活動を充実させる取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 2.学びを支える環境をめぐる課題に対する取り組み 【重点20】 後期中等教育における家庭の負担軽減のため、授業料以外の学用品や通学にかかる費用に対しての補助制度を創設すること。 高等教育機関への進学のための自治体独自の給付型奨学金制度および返済支援制度を創設・拡充すること。あわせて、貧困等を理由とする教育格差を再生産しないために、教育に対する国の責任として給付型奨学金および必要な子どもに対する伴走型支援の拡充と地方自治体に対する財政支援を国に求めること。 「要求の趣旨」 学びを希望するすべての人が、自由に学ぶことができる環境を整える取り組み、および学校の教育活動を支える学校外の仕組みや活動を充実させる取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 教育・人権・平和政策 1.学校をめぐる課題に対する取り組み 【重点19】 子どもたちが安心して学び学校生活を送ることができる環境を構築し、教員が一人ひとりの子どもと向き合い、子どもたちの学びを十分に保障するため、学校における働き方改革・DXを促進すること。また、4月新学期時点を含め通年で欠員が生じないよう、計画的な採用による人材確保を確実に行うこと。 教員が本来業務に専念できるようにするため、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、スクールサポートスタッフ、スクールロイヤー、看護師、ICTの専門スタッフなどの人的措置を積極的に行うこと。また、中長期を見据えた教育人材の育成・確保のための施策を実施すること。 「要求の趣旨」 学校に働く教職員が本来の業務に集中でき、子どもたちが将来社会を担う存在として尊重され、育つことができる豊かな教育が保障される学校をめざすための取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 環境・エネルギー政策 3.エネルギーの「地産地消」体制を求める取り組み 【重点18】 市内のエネルギーの自給率向上および地域のセーフティネット機能として自家発電と蓄電池を組み合わせた自立可能型エネルギーの「地産地消」体制を構築すること。 災害発生時、避難場所に指定される地域防災拠点施設の機能強化のため、再生可能エネルギーやコージェネレーションシステム等、エネルギー源の多様性に考慮した設備や蓄電池等の導入の拡大をはかるとともに、非常時電源ともなりうる次世代電気自動車の導入、配備を進めること。 「要求の趣旨」 災害時にも安心できる拠点の構築・維持を求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 環境・エネルギー政策 2.環境負荷の少ない暮らしの推進を求める取り組み 【重点17】 環境負荷の小さい移動手段として自転車を利用する人が増えていることを踏まえ、自転車の交通ルールを学ぶ機会と風土の醸成、十分な走行幅を確保した自転車専用レーンの普及と安全の確保、自転車利用における保険の加入および車両整備の促進に努めること。 人口の多い地域、観光客の多い地域においては、シェアサイクルの広域化や事業者間連携等によって利便性を向上させ、移動手段の多様化をはかる一助とすること。 「要求の趣旨」 人々が暮らしの中で環境負荷の少ない選択ができるよう様々な施策を求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 環境・エネルギー政策 1.地域と連携してカーボンニュートラルの実現を求める取り組み 【重点16】 2050年脱炭素社会の実現に向け、「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」の浸透をはかり、地球温暖化対策計画をはじめとする各計画の進捗状況の確認および公表とともに施策の効果を検証すること。 また、再資源化事業等高度化法を踏まえ、民間事業者への周知等を促進することはもとより、排出者としての対応も遅れることなく実施すること。 「要求の趣旨」 脱炭素社会をめざすために、企業・住民の行動変容を促すとともに、様々な分野でサーキュラーエコノミー(循環経済)を促進させることを求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 社会インフラ政策 2.誰もが求める場所や、情報に容易にアクセスできる仕組みの整備を求める取り組み 【重点15】 高齢者・障がい者・通学する子どもたち・子育て中の保護者等、公共交通機関を生活に不可欠としている人々の移動に係る手段を確実に確保すること。また、個人特性に依らず、交通不便地における公共交通についても確実に確保すること。 公共交通を維持するため、運転手・整備要員等の継続的な人材確保と育成の重要性を認識し、処遇改善を含めた対策を実施すること。 「要求の趣旨」 地域住民の移動の自由、移動の権利保障の観点から、交通弱者・交通空白地への対策を求める取り組み、および社会のデジタル化から取り残される存在をつくることなく、情報格差の解消を求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 社会インフラ政策 1.安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み 【重点14】 環境負荷低減の面からも、再配達の抑制が求められている。駅や公共施設への多機能ロッカーの設置を進めるとともに、個人宅や集合住宅の新築、改築にあたっては、宅配ボックスの設置を推奨するなど、再配達抑止の環境整備を進めること。 「要求の趣旨」 多発する災害への対応や公共インフラの維持管理・更新、生活に欠かすことのできない物流の災害対応と日常における停滞防止、犯罪抑止等、安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 社会インフラ政策 1.安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み 【重点13】 事業所あての配送、個人向け配送を問わず、貨物輸送は社会の主要インフラとなっている。その輸送を担うドライバーに過度な負担とならないよう、共同配送拠点や荷捌き駐車場の整備を進めること。 「要求の趣旨」 多発する災害への対応や公共インフラの維持管理・更新、生活に欠かすことのできない物流の災害対応と日常における停滞防止、犯罪抑止等、安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 社会インフラ政策 1.安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み 【重点12】 自治体が管理する道路、橋梁、トンネル等の交通インフラおよび上下水道、工業用水等の耐震化、老朽化対策を迅速かつ着実に進めるため、AIやドローンなどの技術活用も進めるとともに十分な予算確保を行うこと。 また、保守を担う人材については、その社会的重要性について広く理解を広げ、産官学の連携により工業高校等とのつながりも深めながら、人材の育成・確保を行うこと。 「要求の趣旨」 多発する災害への対応や公共インフラの維持管理・更新、生活に欠かすことのできない物流の災害対応と日常における停滞防止、犯罪抑止等、安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み。
2025【2026年度に向けた要求と提言】 川崎市 社会インフラ政策 1.安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み 【重点11】 地域防災計画は、地域の住民をその対象とした計画であり、その更新および防災訓練等の実施にあたっては、被災時に弱者となりやすい立場の人が意思決定に参加しながら進められる必要がある。 しかし、実際に発災した際には過去の災害を例に引くまでもなく、避難所とされるところには地域住民以外の多くの避難者が集まることが容易に想定される。 特に観光地を多く抱える神奈川においては、その初動において地域防災計画には想定されない、地域外避難者への対応等について、普段から地域中での理解を広げておく取り組みもあわせて進めること。 「要求の趣旨」 多発する災害への対応や公共インフラの維持管理・更新、生活に欠かすことのできない物流の災害対応と日常における停滞防止、犯罪抑止等、安全・安心で暮らしやすいまちづくりを求める取り組み。