みなさん、「COP(コップ)」ってご存知ですか?
2024年11月11日(月)から11月22日(金)まで、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第29回締約国会議(COP29)がアゼルバイジャン共和国・バクーで開催される予定です。
今回は世界の脱炭素化や気候変動適応に貢献し、環境技術力と気候変動への日本の取組みを世界に向けて発信するため、COP29 会場内に「ジャパン・パビリオン」を設置します。
また現地に行かなくてもオンラインでご参加いただけるバーチャル展示も行われるようです。
そもそもCOPとは何なのか。どんなことが話し合われるのか。
COPは通常「コップ」と読み、「Conference of the Parties」の略です。「締約国会議」と訳すことができ、平たくいえば、「条約を結んだ国々による会議」のことです。
簡単にいえば、このCOPは「条約を結んだ国々による気候変動に関する会議」です。
気候変動枠組条約の加盟国が定期的に議論する会合で、地球温暖化の対策に関する国際的な取り決めが話し合われます。例年、11月~12月上旬ごろに約2週間にわたって開かれます。
このCOP29では、新たな気候資金の目標の策定、各国の気候変動問題への貢献の引き上げなどが議論される予定です。
先進国の温室効果ガス排出量は徐々に減ってきていますが、世界全体の排出量が減っていくためには、これから豊かになる国々が、温室効果ガスを出さずに発展していく必要があります。
そのためには先進国からの資金や技術の提供がこれまで以上に必要です。その意味で、今回議論される2025年からの新しい資金目標は、世界の脱炭素化を進める上での重要なカギの一つになるでしょう。
また、中国などの新興国は条約では途上国側に分類されていますが、既に排出の責任も資金提供の能力も十分に高くなっています。そのような国々が資金提供側に回るかどうかも注目ポイントです。
地球規模で取り組んでいる温暖化の会議ということです。ジャパンパビリオンは企業が取り組んでいる内容が展示されています。
人ごとにしてはいけない会議ですね! ちゅうも〜く!そしてぎょうし! by れんこ
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