ChatGPTってご存じですか?

ChatGPT(チャットジーピーティー)って話題になっていますよねー

先日の国会で、新型コロナ対策の特別措置法改正案の審議をしている場で若手議員がChatGPTが作った質問をして、岸田首相が答えたことがニュースになりました。

ChatGPTって何でしょう?

ChatGPTは簡単に言うとAIに質問をすると答えてくれるやり取りです。国会でChatGPTを使った質問したことの是非は別にして、AIに今国会で最適な質問はどういった質問かを訊いて、出た答えを岸田首相に質問しました。またAIによる最適な回答を岸田首相に投げかけるやり取りもありました。

AIとのやり取りが史上初、国会で使われたことで話題になりましたが、そもそもChatGPTってどれだけすごいのでしょうか。

ChatGPTはAIを活用した自動応答ソフトで質問すると莫大な過去のデータから最適解を導き出してくれます。

もともとは小説の自動生成やゲームでの会話を生成する目的で開発された「GPT]という言語モデルがベースになっています。
簡単に言うと、皆さんインターネットで何かを検索したことはありますよね?その時に検索結果が何十通りも出てきて、ひとつひとつ読んで最適なものを利用したりします。それがChatGPTを利用すると、何十通りの結果を読まずに最適な1つの答えを導き出してくれます。

今までは過去のデータが蓄積されていなかったことなどが理由で、活用には疑問視された意見が多かったのですが、オープンAI社が昨年11月末に公開したものはデータからの導き出しやユーザーが訂正できる機能などを活用することで複雑な語彙や表現も使い、自然な会話に近づいています。

今まで、シュワちゃんの映画の世界で観た未来生活の象徴的なコンピュータとのやり取りが、現世界で高い精度で実現されたのです。

国会での質疑に相応しいのかの議論はさておき、あらゆる分野で活用されるであろう技術です。

ソフト開発しているのは、オープンAI社というアメリカ企業は、マイクロソフトのビルゲイツ氏やイーロンマスク氏など著名な方々から出資を受けています。
その高い評価も話題になるとともに、ビルゲイツはWindowsができたことと同等な大きな革命だとしています。

しかしながら、賛否両論ある中、テスラ創業者のイーロンマスク氏は一旦AIの開発を止めた方がいいと言い始め、イタリア政府もChatGPTの利用を制限すると発言しています。

この先の未来に何が起こるのか。

日本でも某国立大学の医学部の入試試験を解かせたところ、55%正解したそうです。

驚くほど普通の会話で回答してくれるところはさらに進化し、日常生活に溶け込む可能性はとても高いです。

従兄弟のカイト君に教えてもらったけど、少し未来が怖くなりましたわ!byれんこ