今回は、防災拠点のお話です
皆さん、もし大きな災害が起きた時にどこに避難すればいいか把握していますか?
実は、横浜市が横浜市に住む外国人の意識調を、5年おきに行っており、2024年度は18歳以上の外国人5千人を無作為抽出し、1512件の回答を得ることができました。
その結果は、回答者の6割強が大規模災害時の避難先となる「地域防災拠点」の場所を知らないことが分かりました。
それと同時に、増加傾向が続く外国人の防災・減災対策を巡る不安が浮かび上がりました。
アンケート結果をご紹介します
★地域防災拠点について★
・場所まで把握している外国人38.5%
・防災拠点そのものを知らないは30.7%
★日常生活で「どれぐらい困っているか」について★
・生活費 36.2%
・税金・年金の手続き36.0%
★「日本人にしてほしいこと」★
・差別意識を持たないでほしい 33.5%
・友達になってほしい 26.7%
市国際局によると、市内の外国人人口はコロナ禍の21年度に10万人を割り込みましたが、その後増加に転じ、直近は13万人に迫っています。
担当者は「転入者に対する防災面の啓発が追い付いていない面がある」と指摘し、25年度は日本語教室などに出向き、地震発生時などの対応を指南することになりました。
日ごろから国籍関係なく、ご近所同士仲良くなることで、もしも大きな災害が起きた時も助け合いやすくなるだっち!
byぴよっち
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