男女賃金格差が3割になりました。

今回は、賃金の格差についてのお話です

日本企業では、男性と女性の賃金に2~3割程度の格差があります

賃金ギャップはジェンダー不平等の一つだとの認識は広がりつつありますが、是正が進まない企業は依然多くあります。

女性の正社員登用や管理職育成、働きやすい職場環境の整備など、企業は格差を生み出す背景や要因を分析し、不平等が生じないよう中長期的に取り組むなど、格差解消に向けた課題は山積みとなっています

38カ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本の2022年の男女賃金格差は21.3%と加盟国平均(約11%)の2倍。韓国、ラトビアに次いで3番目に大きいそうです

一方、22年の女性活躍推進法改正で男女賃金格差の公表が義務づけられた日本の企業(301人以上を雇用)のうち、厚生労働省が24年1月時点で把握できた1万4577社の賃金格差は平均30.5%であり、女性管理職比率の低さや勤続年数の短さが要因です

格差が最も大きい金融・保険で45.7%、卸売り・小売りで39.1%の差があります

少子高齢化で人手不足が深刻化する中、働き手を増やすには女性の労働条件を改善し、就労を促すことが不可欠であり、「経営者が男女賃金格差に向き合うことは人手不足の対応策にもなる」と強調しています

足元の格差縮小ペースでは欧米並みの水準に追い付くのに15年はかかる見込みです

企業は格差を生み出す背景や要因を分析し、不平等が生じないよう中長期的に取り組む必要がある」と話しています

 

みんなが働きやすい環境にしていくために、みんなで改善できる社会になったらいいだっち!

byぴよっち