温室ガス「60%減」目標低すぎ(かんきょう)

少しまえですが、先日取り上げたCOP29の続きです。

日本の排出削減の現状と次期NDC

出典:環境省・経済産業省「2050年ネットゼロに向けた我が国の基本的な考え方・方向性

2025年2月までに国連に提出する温室効果ガスの新しい排出削減目標をめぐり、政府は環境省・経済産業省の各審議会で11月25日、2035年度に「2013年度比で60%削減する」という案を示しました。

地球温暖化を抑えるための工夫が必要なのですが、日本政府の目標が低く世界各国からだけでなく国内でも消極的と言われている状態です。(COP29でも化石賞でしたね^_^)

パリ協定では産業革命前に比べて世界の平均気温上昇「1.5度を超えない」ことが国際的な目標となっております。それを達成するためには、日本は最低でも2035年までに温室効果ガスを66%削減(2013年度比)することが必要です。

再生可能エネルギーの導入や省エネルギーの普及など、温室効果ガス排出量削減に積極的に取り組む複数の企業から、「目標が低すぎ」と批判の声があがっています。

また、各審議会での目標の決め方に対しての意見が多く出ています。

会合では終了30分前に事務局から新たな目標案が示されたことで議論する時間が足りない、結論は決まっているシナリオがあったようだと批判が起こりました。「より広範な参加を可能とし、国民の選択肢を幅広く示して、公正な議論を尽くすべきではないか」との声もあがっています。

以前も同じようなことがありました。議論の仕方も改善が必要なのかもしれませんね。

地球を守る活動なので、今後も注目して行きますね♪

by れんこ