今日は全国で注目され始めている「ラーケーション」制度についてです。
ラーケーションとは、「learning(学ぶ)」と「vacation(休暇)」を掛け合わせた言葉で、愛知県全体の「休み方改革」プロジェクトの中で生まれたものです。
国の制度ではなく、自治体が独自に制定するもののため、制度の名称や目的、ルールは各自治体によって異なります。
愛知県の制度ではどんなものかというと、保護者等の休暇に合わせ、事前に申請すれば児童・生徒が平日に学校を休んでも欠席になりません。年に3日まで取ることができ、「学びの要素」がある校外活動であれば、行き先や過ごし方は問われません。受けられなかった授業は自習で補う方針ということです。●地域の史跡巡り●庭や公園での自然観察●畑での収穫体験などが推奨されています。
大分県別府市の制度は観光地だからこその「たびスタ」休暇。
祝休日が忙しい宿泊業・飲食サービス業に携わる人の割合が全国平均の倍となっており、平日の家族旅行を推奨し、旅育の推進と平日や閑散期の観光需要シフトによる地域経済の活性化を目指す取り組みで、「旅」と「学習(study)」を組み合わせてと名付けられました。
以下は、ラーケーションを導入している、または導入予定の自治体の一例です(2024年5月時点)。なお、自治体が導入を決定していても、自治体内全ての学校で一律に実施されているわけではありません。
●愛知県
●大分県別府市
●茨城県
●沖縄県座間味村
●栃木県日光市
●山口県
欠席ではなく出席停止扱いになることで学校を休み易くなりますね。伝統的なお祝いや行事、農業・漁業など家業の手伝い、季節的な期間限定の収穫など活用したい場面はたくさんあります。
県内でも話が出ている市町村かあるようです。川崎、横浜は早そうです。私は地魚食べ歩きしながら、相模湾を勉強しようかしら by れんこ
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