要求

1.誰も排除されることなく、安心して暮らせる地域共生社会づくりを求める取り組み

【重点11】

地域住民の複雑化・複合化する支援ニーズに対応した相談・支援体制に取り組むこと。また、多様化・複雑化する生活の困りごとに対応する相談については、既存の制度活用だけにとどまらず、連携を模索および強化して対応する「断らない相談支援体制の構築」を基本に、ヤングケアラーを含むすべての地域住民を対象とする包括的支援の体制整備を積極的に進めること。

 

「要求の趣旨」

住み慣れた地域で最後まで暮らしたいと願う人、その願いを支える家族や支援者(ケアラー)を孤立させることなく、支援する体制づくりを求める取り組み、および障害者差別解消法や障害者総合支援法の改正施行に対応して、適正な対応が取られるよう求める取り組み。

回答

県では、市町村が行う包括的な支援体制の整備や重層的支援体制整備事業を支援するため、後方支援事業として、アドバイザーの派遣や研修会、連絡会の開催等を実施しています。

また、生活困窮者自立相談支援機関では、「断らない相談支援体制の構築」を基本に、地域における多様な支援機関と連携しながら、日々の生活での不安や困りごとの相談に対応していきます。

なお、ケアラー支援のニーズに対応するため、ケアラー・ヤングケアラー専用の相談窓口の開設や、「ケアラーズカフェ」等の居場所づくりの支援を行っております。ケアラー支援専門員を設置し、市町村や学校・NPO等関係機関からの2次相談に対応する等、支援ニーズを把握するとともに、ケアラーそれぞれの課題に応じた支援ができるよう、地域の支援機関のネットワークを構築し、対応力を高める取組を進めております。

さらに、市町村が様々な支援を総合的にコーディネートできる人材を配置できるよう、養成研修の実施を予定しています。

また、県教育委員会では、政令市及び中核市を除く公立学校において、令和5年度からスクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの配置を大幅に拡充し、子どもたちが抱える様々な困難を早期に把握し、プッシュ型面談などを通じて、ヤングケアラーなど支援が必要な子どもを医療や福祉等のアウトリーチにつなぐ「かながわ子どもサポートドック」に取り組んでいます。「ヤングケアラー」の理解促進に向け、令和4年3月にヤングケアラーの実情や対応方法等について解説した教職員向けリーフレットを作成し、県内の公立学校の教職員に配付しました。引き続き、研修会等で同リーフレットを活用するなど、「ヤングケアラー」の啓発に向けて取り組んでいきます。

≪福祉子どもみらい局、教育局≫

年度
2024_神奈川県_福祉・社会保障政策-1_重点11

年度

要求

1.誰も排除されることなく、安心して暮らせる地域共生社会づくりを求める取り組み

【重点11】

地域住民の複雑化・複合化する支援ニーズに対応した相談・支援体制に取り組むこと。また、多様化・複雑化する生活の困りごとに対応する相談については、既存の制度活用だけにとどまらず、連携を模索および強化して対応する「断らない相談支援体制の構築」を基本に、ヤングケアラーを含むすべての地域住民を対象とする包括的支援の体制整備を積極的に進めること。

 

「要求の趣旨」

住み慣れた地域で最後まで暮らしたいと願う人、その願いを支える家族や支援者(ケアラー)を孤立させることなく、支援する体制づくりを求める取り組み、および障害者差別解消法や障害者総合支援法の改正施行に対応して、適正な対応が取られるよう求める取り組み。

回答

県では、市町村が行う包括的な支援体制の整備や重層的支援体制整備事業を支援するため、後方支援事業として、アドバイザーの派遣や研修会、連絡会の開催等を実施しています。

また、生活困窮者自立相談支援機関では、「断らない相談支援体制の構築」を基本に、地域における多様な支援機関と連携しながら、日々の生活での不安や困りごとの相談に対応していきます。

なお、ケアラー支援のニーズに対応するため、ケアラー・ヤングケアラー専用の相談窓口の開設や、「ケアラーズカフェ」等の居場所づくりの支援を行っております。ケアラー支援専門員を設置し、市町村や学校・NPO等関係機関からの2次相談に対応する等、支援ニーズを把握するとともに、ケアラーそれぞれの課題に応じた支援ができるよう、地域の支援機関のネットワークを構築し、対応力を高める取組を進めております。

さらに、市町村が様々な支援を総合的にコーディネートできる人材を配置できるよう、養成研修の実施を予定しています。

また、県教育委員会では、政令市及び中核市を除く公立学校において、令和5年度からスクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの配置を大幅に拡充し、子どもたちが抱える様々な困難を早期に把握し、プッシュ型面談などを通じて、ヤングケアラーなど支援が必要な子どもを医療や福祉等のアウトリーチにつなぐ「かながわ子どもサポートドック」に取り組んでいます。「ヤングケアラー」の理解促進に向け、令和4年3月にヤングケアラーの実情や対応方法等について解説した教職員向けリーフレットを作成し、県内の公立学校の教職員に配付しました。引き続き、研修会等で同リーフレットを活用するなど、「ヤングケアラー」の啓発に向けて取り組んでいきます。

≪福祉子どもみらい局、教育局≫