要求
4.「ケアラー」・「ヤングケアラー」に関する実態把握をすすめ、支援が必要と考えられる方には行政から積極的に働きかける「プッシュ型」の支援に取り組むこと。あわせて「ケアラー」・「ヤングケアラー」という言葉の認知を高めることにより、周囲の理解を深め、早期の発見につながるよう広報活動を強化すること。
回答
【小田原市】
令和3年度、市内公立学校に通う小学5年生及び中学2年生並びに保護者を対象に、「子どもの生活実態調査」を実施しました。この調査は、ヤングケアラーに特化したものではなく、子どもの生活全般について調査したものですが、家庭でケアを担っている子どもが一定数存在することが分かりました。
また、子どもと接することが多い小中学校に訪問し、ヤングケアラーのアセスメントシートの活用について情報提供するとともに、ヤングケアラーに関する理解が深まるよう、小田原市要保護児童対策地域協議会の構成団体等に対して、県社協や市社協と共催でヤングケアラー研修会を開催しました。
ケアラーの認知度の向上においては、介護を必要とする高齢者やその家族等の相談支援機関である地域包括支援センターの役割について、ケアラー支援の窓口の一つとしての認識が深まるよう、令和6年度以降の3か年を計画期間とする「第9期おだわら高齢者福祉介護計画」に方針を位置付け、周知等に取り組んでまいります。
今後も、「ケアラー」・「ヤングケアラー」に係る関係機関と連携を図りながら支援を進めてまいります。
【南足柄市】
ケアラー、ヤングケアラーに関する啓発によって周囲の理解を深めるとともに、地域包括支援センター、障害者相談支援事業所、社会福祉協議会などの関係機関と連携してヤングケアラー等の実態把握に努め、認識した場合には適切な支援を行ってまいります。
また、必要な支援が届いていない人を見つけるアウトリーチ型と積極的に働きかけるプッシュ型のそれぞれの支援の充実に努めるほか、属性や世代を問わずに誰でも困りごとを相談できる窓口として「(仮称)福祉まるごと相談室」を設置し、包括的な支援体制づくりを進めます。
≪福祉課・高齢介護課・こども支援課≫
【開成町】
介護者については、居宅介護支援事業者等との情報共有により、在宅介護に疲弊し、家族内で不和が生じている事案や「ダブルケア」「ヤングケアラー」等、様々な問題を早期発見・把握し、こちらから働きかけるプッシュ型の相談体制等を充実させていきます。
また、令和5年度には人権講演会・青少年問題を考える集会を「ヤングケアラー」をテーマに実施し、認知向上、周囲の理解等幅広く啓発強化を実施しました。
【大井町】
ケアラーに関しまして、地域包括支援センターの認知度向上のため、町広報紙やホームページでの周知、地域包括支援センターを紹介するパンフレットの配付、県のホームページやインターネットサイト「介護情報サービスかながわ」とのリンクなどにより、きめ細やかな周知に努めております。
ヤングケアラーに関しまして、周囲からの見えづらさがあるため、関連機関と連携を図りながら早期発見に努めております。また、認知度向上や理解促進については、児童虐待防止推進月間に合わせ、自治会掲示板や各施設へのポスター掲示、広報紙への記事掲載などを行っており、今後も周知・啓発に努めてまいります。
≪福祉課・子育て健康課≫
【山北】
ケアラーやヤングケアラーについては、地域包括支援センターや民生児童委員等の地域からの情報により把握し対応していますが、関連機関や関連部署との連携を強化して適切な支援に繋がるよう取り組んでいきます。また、この言葉の認知度の向上に向け、県及び近隣自治体における広報活動等を研究し、実施内容を検討していきます。
【松田町】
「ケアラー」「ヤングケアラー」は家庭での家族の世話を担っている者であるが、自覚があまりないため問題が表面化しにくい状況があります。児童相談事業の一環として、教育委員会等とも連携をはかりながら、「ヤングケアラー」の実態把握に努めてまいります。また、「ヤングケアラー」の理解のため、学校等を通じてチラシの配付等による普及啓発を行うとともに、「ヤングケアラー」の早期発見、支援に努めてまいります。
【中井町】
アンケート調査による実態把握や子ども家庭総合支援拠点における支援対応を進めるとともに、ホームページ等を活用し町民への理解が深まるよう周知に努めてまいります。
【箱根町】
ヤングケアラーは本人にその自覚がなかったり、家族の問題を知られたくないと思ったりしていることも少なくないと考えます。このため、まずはヤングケアラーをいち早く見つけ、支援につなげることが重要だと考えていますので、引き続き、ヤングケアラーの発見者となりうる関係者の研修の実施やヤングケアラー支援の啓発リーフレットを配布するなど、ヤングケアラー支援に努めます。
【真鶴町】
本来、町村における福祉事業については、県の福祉事務所による対応が主であるべきだと考えています。町民に近い町としてはアウトリーチに努め県の支援につなげる、といった体制構築を図っていきたいと考えています。
なお、「ケアラー」・「ヤングケアラー」という言葉の認知を高めることにより、周囲の理解を深め、早期の発見につながるよう広報活動の強化については、第9期介護保険事業計画の基本指針である「地域包括ケアシステムの深化・推進」に具体的に記載予定であり、周囲の理解と早期の発見を意識しています。
≪健康長寿課≫
【湯河原町】
ケアラー・ヤングケアラーに対する支援については、引き続き、高齢者・児童・障がい福祉・保健・教育などの関係各課及び関係機関において、情報の共有と連携を図りながら、実態の把握とその支援等に努めてまいります。
また、「ケアラー」「ヤングケアラー」の社会的認知度の向上が図れるよう、ケアラー等の気持ちに寄り添った広報活動の普及・強化に努めます。
≪介護課≫
年度
要求
4.「ケアラー」・「ヤングケアラー」に関する実態把握をすすめ、支援が必要と考えられる方には行政から積極的に働きかける「プッシュ型」の支援に取り組むこと。あわせて「ケアラー」・「ヤングケアラー」という言葉の認知を高めることにより、周囲の理解を深め、早期の発見につながるよう広報活動を強化すること。
回答
【小田原市】
令和3年度、市内公立学校に通う小学5年生及び中学2年生並びに保護者を対象に、「子どもの生活実態調査」を実施しました。この調査は、ヤングケアラーに特化したものではなく、子どもの生活全般について調査したものですが、家庭でケアを担っている子どもが一定数存在することが分かりました。
また、子どもと接することが多い小中学校に訪問し、ヤングケアラーのアセスメントシートの活用について情報提供するとともに、ヤングケアラーに関する理解が深まるよう、小田原市要保護児童対策地域協議会の構成団体等に対して、県社協や市社協と共催でヤングケアラー研修会を開催しました。
ケアラーの認知度の向上においては、介護を必要とする高齢者やその家族等の相談支援機関である地域包括支援センターの役割について、ケアラー支援の窓口の一つとしての認識が深まるよう、令和6年度以降の3か年を計画期間とする「第9期おだわら高齢者福祉介護計画」に方針を位置付け、周知等に取り組んでまいります。
今後も、「ケアラー」・「ヤングケアラー」に係る関係機関と連携を図りながら支援を進めてまいります。
【南足柄市】
ケアラー、ヤングケアラーに関する啓発によって周囲の理解を深めるとともに、地域包括支援センター、障害者相談支援事業所、社会福祉協議会などの関係機関と連携してヤングケアラー等の実態把握に努め、認識した場合には適切な支援を行ってまいります。
また、必要な支援が届いていない人を見つけるアウトリーチ型と積極的に働きかけるプッシュ型のそれぞれの支援の充実に努めるほか、属性や世代を問わずに誰でも困りごとを相談できる窓口として「(仮称)福祉まるごと相談室」を設置し、包括的な支援体制づくりを進めます。
≪福祉課・高齢介護課・こども支援課≫
【開成町】
介護者については、居宅介護支援事業者等との情報共有により、在宅介護に疲弊し、家族内で不和が生じている事案や「ダブルケア」「ヤングケアラー」等、様々な問題を早期発見・把握し、こちらから働きかけるプッシュ型の相談体制等を充実させていきます。
また、令和5年度には人権講演会・青少年問題を考える集会を「ヤングケアラー」をテーマに実施し、認知向上、周囲の理解等幅広く啓発強化を実施しました。
【大井町】
ケアラーに関しまして、地域包括支援センターの認知度向上のため、町広報紙やホームページでの周知、地域包括支援センターを紹介するパンフレットの配付、県のホームページやインターネットサイト「介護情報サービスかながわ」とのリンクなどにより、きめ細やかな周知に努めております。
ヤングケアラーに関しまして、周囲からの見えづらさがあるため、関連機関と連携を図りながら早期発見に努めております。また、認知度向上や理解促進については、児童虐待防止推進月間に合わせ、自治会掲示板や各施設へのポスター掲示、広報紙への記事掲載などを行っており、今後も周知・啓発に努めてまいります。
≪福祉課・子育て健康課≫
【山北】
ケアラーやヤングケアラーについては、地域包括支援センターや民生児童委員等の地域からの情報により把握し対応していますが、関連機関や関連部署との連携を強化して適切な支援に繋がるよう取り組んでいきます。また、この言葉の認知度の向上に向け、県及び近隣自治体における広報活動等を研究し、実施内容を検討していきます。
【松田町】
「ケアラー」「ヤングケアラー」は家庭での家族の世話を担っている者であるが、自覚があまりないため問題が表面化しにくい状況があります。児童相談事業の一環として、教育委員会等とも連携をはかりながら、「ヤングケアラー」の実態把握に努めてまいります。また、「ヤングケアラー」の理解のため、学校等を通じてチラシの配付等による普及啓発を行うとともに、「ヤングケアラー」の早期発見、支援に努めてまいります。
【中井町】
アンケート調査による実態把握や子ども家庭総合支援拠点における支援対応を進めるとともに、ホームページ等を活用し町民への理解が深まるよう周知に努めてまいります。
【箱根町】
ヤングケアラーは本人にその自覚がなかったり、家族の問題を知られたくないと思ったりしていることも少なくないと考えます。このため、まずはヤングケアラーをいち早く見つけ、支援につなげることが重要だと考えていますので、引き続き、ヤングケアラーの発見者となりうる関係者の研修の実施やヤングケアラー支援の啓発リーフレットを配布するなど、ヤングケアラー支援に努めます。
【真鶴町】
本来、町村における福祉事業については、県の福祉事務所による対応が主であるべきだと考えています。町民に近い町としてはアウトリーチに努め県の支援につなげる、といった体制構築を図っていきたいと考えています。
なお、「ケアラー」・「ヤングケアラー」という言葉の認知を高めることにより、周囲の理解を深め、早期の発見につながるよう広報活動の強化については、第9期介護保険事業計画の基本指針である「地域包括ケアシステムの深化・推進」に具体的に記載予定であり、周囲の理解と早期の発見を意識しています。
≪健康長寿課≫
【湯河原町】
ケアラー・ヤングケアラーに対する支援については、引き続き、高齢者・児童・障がい福祉・保健・教育などの関係各課及び関係機関において、情報の共有と連携を図りながら、実態の把握とその支援等に努めてまいります。
また、「ケアラー」「ヤングケアラー」の社会的認知度の向上が図れるよう、ケアラー等の気持ちに寄り添った広報活動の普及・強化に努めます。
≪介護課≫
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