新型コロナウイルス感染症対策につきましては、オミクロン株の特性を踏まえて令和４年９月２６日から全国一律で、療養のあり方の転換による保健医療体制の強化や重点化、発生届の全数届出の見直し等に取り組んでおります。今後の感染症対策の基本的な考え方を含め、引き続き、国の動向を注視するとともに県と連携して取り組んでまいります。
　また、地域医療構想の再検討につきましては、所管する神奈川県におきまして、令和６年度を始期とする「第８次医療計画」に新興感染症等の感染拡大時における医療提供体制の確保に関する事項が位置付けられるものと承知しております。
　保健所等の体制につきましては、本年度、衛生研究所に全ゲノム解析用の次世代シーケンサーを導入し、検査体制の強化を図ったところです。その他、職員の動員などの柔軟な人員配置や民間委託の推進により、引き続き、必要な体制等の整備に努めてまいります。
　保健所につきましては、「感染症対策課」や「新型コロナウイルスワクチン接種推進課」の設置、人事異動等による職員の増員など、機能の充実を図ってまいりました。今後につきましても、感染症対策に必要な体制等の整備に努めてまいります。
（健康福祉局、総務局）