要求

(1)都市基盤の整備・充実
④既存の社会インフラの維持管理にあたっては、安全対策の観点から、維持管理用ロボットの導入、IT技術の活用などにより、設備の破損や事故の未然防止をはかること。また、上下水道、橋、道路、標識など社会的インフラの維持と長寿命化・老朽化対策として、将来の人口減少の推移に応じて、持続性・安定性を担保すると共に優先順位をつけて整備すること。

要求の趣旨
【自然と調和した社会インフラ・都市基盤の整備充実を進め、防災・減災機能を強化した災害に強い街づくりに取り組むこと。また、交通安全施策を充実するとともに、犯罪のない地域社会づくりに向けた取り組み推進すること。】

回答

【平塚市】
国では、建設業の生産性向上に向け、ドローンやレーザースキャナなど新たな建設手法の導入を進めており、IT技術は、効果的・効率的な道路管理業務の実現に向け有効と認識しています。
本市でも、道路路面下を空洞探査車によりレーダー探査測定を行うなど、最新技術を活用して事故の未然防止に取り組んでいます。また、早期の危険回避のため、新たな情報収集の方法として、スマートフォンを活用した道路通報システムも導入しています。
今後も平塚市に適した技術導入に向け、研究するとともに、業務にいかせる最新技術の情報収集に努めていきます。
橋りょうやトンネルなどは、損傷状況を把握するため日常的なパトロールと5年以内に1回の法定点検などを行っています。点検結果に基づき優先順位づけするなど修繕計画を策定し、将来的に増加するメンテナンスコストの縮減や予算の平準化を図り計画的に実施しています。
≪事務担当は道路管理課維持担当、道路整備課計画担当≫
維持管理用ロボットの導入やIT技術の活用については、動向を注視し、活用を検討しながら効率的で安全な維持管理を目指していきます。
また、下水道施設の長寿命化・老朽化対策については、整備年度等を踏まえ、順次、対策することとしており、ストックマネジメントの手法を活用して、点検調査の結果からすぐに直すべきものやそのまま活用していくものなどの優先順位を付けて、計画的かつ効率的に進めていきます。
≪事務担当は下水道整備課維持管理担当、計画担当≫

【秦野市】
 老朽化が進む道路や橋りょうについては定期的に点検していますが、国が管理する橋りょうなどではドローンによる損傷箇所の写真撮影後の自動診断などIT技術の活用を始めています。本市においても今後、国、県の動向に注視してIT技術の活用に取り組むとともに、長寿命化・老朽化対策のため、点検結果を踏まえ、優先順位をつけて計画的に修繕を行うことにより、適切な維持管理に努めます。
 上下水道施設については、水道施設整備計画及び公共下水道事業ストックマネジメント計画に基づき、老朽化が進む既存施設に対し、計画的に更新等を行い、適切な維持管理に努めます。
 また、下水道総合地震対策計画に基づき、処理場施設や重要な拠点からの汚水を受ける管渠等の耐震化を計画的に実施します。
≪建設部、上下水道局≫

【伊勢原市】
 社会インフラの維持管理につきましては、民・学・官で進められている社会インフラメンテナンスの技術を活用した点検・診断により適切な維持管理を行い、道路施設の安全性の確保を図るとともに、IT技術につきましては、今後、国、神奈川県等の活用状況について情報収集を行い、検討を継続していきます。
 また、橋りょう・トンネル・舗装など道路施設の維持管理におきましては従来の事後保全から予防保全へ管理手法の転換を図り、橋りょう点検により、橋の状態を確認し、修繕の優先度を基に必要な対策を実施していきます。
≪道路整備課≫
 下水道を支える管渠施設につきましては、昭和46年度から本格的に整備を推進し、設置から40年以上経過している管渠は令和3年度末時点で全体の25%となっています。
下水道施設の老朽化の進行につきましては、都市機能に重大な影響を及ぼすことから、下水道ストックマネジメント計画に基づき、優先度を意識した下水道施設の長寿命化対策を進めています。
 また、新技術等の活用につきましては、国等からの調査などを踏まえた情報収集に努めていきます。
≪下水道整備課≫

【二宮町】
 町道の維持管理については、必要に応じて新技術の活用を図っていきます。また、インフラの長寿命化対策は、各施設ごとに計画を策定しており、緊急性が高いものを優先的に実施しています。

【大磯町】
 インフラの維持管理のための調査や点検については委託発注しております。ロボット導入や IT技術の活用については、民間事業者においてロボット・AIによるインフラ点検時の安全効率化のための調査研究が進められていくと考えております。
 また、道路構造物については、長寿命化修繕計画を策定しており、今後も計画的に修繕工事を進めてまいります。
 公共下水道の維持と長寿命化 老朽化対策につきましては、令和6年度にストックマネジメント計画を策定する予定です。ストックマネジメント計画は『長期的な視点で下水道施設全体の今後の老朽化の進展状況を考慮し、リスク評価等による優先順位付けを行った上で、施設の点検・調査、修繕・改築等を実施し、施設全体を対象とした施設管理を最適化すること』を目的とする計画で、策定後は計画に基づき施設の維持管理に取組んでまいります。

年度
2022_西湘地域連合_社会インフラ政策_(1)-④

年度

要求

(1)都市基盤の整備・充実
④既存の社会インフラの維持管理にあたっては、安全対策の観点から、維持管理用ロボットの導入、IT技術の活用などにより、設備の破損や事故の未然防止をはかること。また、上下水道、橋、道路、標識など社会的インフラの維持と長寿命化・老朽化対策として、将来の人口減少の推移に応じて、持続性・安定性を担保すると共に優先順位をつけて整備すること。

要求の趣旨
【自然と調和した社会インフラ・都市基盤の整備充実を進め、防災・減災機能を強化した災害に強い街づくりに取り組むこと。また、交通安全施策を充実するとともに、犯罪のない地域社会づくりに向けた取り組み推進すること。】

回答

【平塚市】
国では、建設業の生産性向上に向け、ドローンやレーザースキャナなど新たな建設手法の導入を進めており、IT技術は、効果的・効率的な道路管理業務の実現に向け有効と認識しています。
本市でも、道路路面下を空洞探査車によりレーダー探査測定を行うなど、最新技術を活用して事故の未然防止に取り組んでいます。また、早期の危険回避のため、新たな情報収集の方法として、スマートフォンを活用した道路通報システムも導入しています。
今後も平塚市に適した技術導入に向け、研究するとともに、業務にいかせる最新技術の情報収集に努めていきます。
橋りょうやトンネルなどは、損傷状況を把握するため日常的なパトロールと5年以内に1回の法定点検などを行っています。点検結果に基づき優先順位づけするなど修繕計画を策定し、将来的に増加するメンテナンスコストの縮減や予算の平準化を図り計画的に実施しています。
≪事務担当は道路管理課維持担当、道路整備課計画担当≫
維持管理用ロボットの導入やIT技術の活用については、動向を注視し、活用を検討しながら効率的で安全な維持管理を目指していきます。
また、下水道施設の長寿命化・老朽化対策については、整備年度等を踏まえ、順次、対策することとしており、ストックマネジメントの手法を活用して、点検調査の結果からすぐに直すべきものやそのまま活用していくものなどの優先順位を付けて、計画的かつ効率的に進めていきます。
≪事務担当は下水道整備課維持管理担当、計画担当≫

【秦野市】
 老朽化が進む道路や橋りょうについては定期的に点検していますが、国が管理する橋りょうなどではドローンによる損傷箇所の写真撮影後の自動診断などIT技術の活用を始めています。本市においても今後、国、県の動向に注視してIT技術の活用に取り組むとともに、長寿命化・老朽化対策のため、点検結果を踏まえ、優先順位をつけて計画的に修繕を行うことにより、適切な維持管理に努めます。
 上下水道施設については、水道施設整備計画及び公共下水道事業ストックマネジメント計画に基づき、老朽化が進む既存施設に対し、計画的に更新等を行い、適切な維持管理に努めます。
 また、下水道総合地震対策計画に基づき、処理場施設や重要な拠点からの汚水を受ける管渠等の耐震化を計画的に実施します。
≪建設部、上下水道局≫

【伊勢原市】
 社会インフラの維持管理につきましては、民・学・官で進められている社会インフラメンテナンスの技術を活用した点検・診断により適切な維持管理を行い、道路施設の安全性の確保を図るとともに、IT技術につきましては、今後、国、神奈川県等の活用状況について情報収集を行い、検討を継続していきます。
 また、橋りょう・トンネル・舗装など道路施設の維持管理におきましては従来の事後保全から予防保全へ管理手法の転換を図り、橋りょう点検により、橋の状態を確認し、修繕の優先度を基に必要な対策を実施していきます。
≪道路整備課≫
 下水道を支える管渠施設につきましては、昭和46年度から本格的に整備を推進し、設置から40年以上経過している管渠は令和3年度末時点で全体の25%となっています。
下水道施設の老朽化の進行につきましては、都市機能に重大な影響を及ぼすことから、下水道ストックマネジメント計画に基づき、優先度を意識した下水道施設の長寿命化対策を進めています。
 また、新技術等の活用につきましては、国等からの調査などを踏まえた情報収集に努めていきます。
≪下水道整備課≫

【二宮町】
 町道の維持管理については、必要に応じて新技術の活用を図っていきます。また、インフラの長寿命化対策は、各施設ごとに計画を策定しており、緊急性が高いものを優先的に実施しています。

【大磯町】
 インフラの維持管理のための調査や点検については委託発注しております。ロボット導入や IT技術の活用については、民間事業者においてロボット・AIによるインフラ点検時の安全効率化のための調査研究が進められていくと考えております。
 また、道路構造物については、長寿命化修繕計画を策定しており、今後も計画的に修繕工事を進めてまいります。
 公共下水道の維持と長寿命化 老朽化対策につきましては、令和6年度にストックマネジメント計画を策定する予定です。ストックマネジメント計画は『長期的な視点で下水道施設全体の今後の老朽化の進展状況を考慮し、リスク評価等による優先順位付けを行った上で、施設の点検・調査、修繕・改築等を実施し、施設全体を対象とした施設管理を最適化すること』を目的とする計画で、策定後は計画に基づき施設の維持管理に取組んでまいります。