生活困窮者自立支援・生活保護の分野におけるフードバンク団体との連携につきましては、現在、２団体から食材の提供を受けております。
　子ども食堂などの子どもの居場所への支援については、運営支援のための相談窓口の設置のほか、事例集の作成や新たな居場所づくりの開設・運営のためのセミナーの実施、情報交換会の開催などについて相模原市社会福祉協議会に委託して取り組んでおります。
　また、居場所づくりを実施する団体に対し、利用者の事故や食中毒に対して保障が受けられるよう、傷害保険・賠償責任保険に一括加入しているほか、市内のフードバンク団体との協働事業により、食材の運搬を行っております。
　大学生や子育て家庭等への食材支援については、フードバンク団体や民間企業、団体、市民の皆様から食材の提供をいただいております。大学生等への支援は、青少年学習センターを中心に原則毎月第３土曜日の開催で、子育て家庭への支援は、市民提案協働事業として令和３年度から実施しており、本年度からは配布世帯数を毎月５０世帯から６５世帯に拡充して取り組んでおります。
　「フードドライブ」につきましては、現在公共施設に４か所、民間の店舗等で１２か所の受付窓口が設置されており、公共施設で受け付けた食材は、「フードバンク」団体を通じて子ども食堂や子育て家庭などへ引き渡しております。
　引き続き、これらの取組を継続するとともに、効果的な事業の推進に努めてまいります。
　「生理の貧困」への対応につきましては、生理用品を市の窓口等にて配布するほか、子育て家庭への食材配布時においても配布するなど、地域における既存の支援活動と協働した支援を実施しているところです。引き続き、生理用品の配布を中心とした生理の貧困への対応を図ってまいります。
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