現在策定を進めている茅ヶ崎市実施計画２０２５では、「将来も笑顔で暮らせる持続可能なまちづくり」「人々が交流し、にぎわいがある活力あふれるまちづくり」「社会課題に対応できる強くやさしいまちづくり」という３つの方向性の視点でのまちづくりを目指し、計画期間中に実施する事務事業とその取組内容について、検討を進めているところです。
安全・安心でインクルーシブなまちづくりの実現は、茅ヶ崎市実施計画２０２５を策定する上での３つの方向性に合致するとともに、市民、事業者の皆様にとっても重要度が高いものと認識しております。
　配慮を必要とする方が笑顔で過ごせる環境をつくるため、インクルーシブ遊具の設置や心のバリアフリー教室等、それぞれの取組内容等の議論を深め、必要な事務事業を位置付けてまいります。
　ユニバーサルビーチの実現につきましては、サザンビーチちがさき海水浴場において、誰もが自由に安全に楽しめる海水浴場を目指し、海水浴場における賑わいを創出するために令和５年度から、バリアフリービーチの実施を予定しております。砂浜での移動が可能な水陸両用車いすの貸出しや車イスやベビーカー、歩行補助くるま等が浜辺へ降りることができるバリアフリーマットの設置など、どなたでも海水浴を楽しめる取組を推進してまいります。
　海岸は、国有地であり、だれもが自由に使用できる場所であり、風や波などの自然からの影響が大きいことから、課題の実現には大きなハードルが存在しております。
　令和３年度開設された茅ヶ崎漁港駐車場につきましては、身障者用車両の駐車スペースや、車いすの通行可能なスロープの設置をしており、できるところから行っているところです。
　公園等におけるインクルーシブ遊具の設置につきましては、地域の身近な徒歩で行ける狭小な公園が多い本市の場合、大型のインクルーシブ遊具を設置することは難しい状況です。
　現在、予定しております湘南夢わくわく公園のリニューアル時に、地域住民の皆様と協議しながら、インクルーシブの視点に立った遊具の設置を検討してまいります。
≪企画経営課≫≪産業振興課≫≪農業水産課≫≪公園緑地課≫