要求

(2)防災対策の推進
⑥近年、大雨をもたらす「線状降水帯」に対応したインフラ整備、対策を実行してもらいたい。

要求の趣旨
【自然と調和した社会インフラ・都市基盤の整備充実を進め、防災・減災機能を強化した災害に強い街づくりに取り組むこと。また、交通安全施策を充実するとともに、犯罪のない地域社会づくりに向けた取り組み推進すること。】

回答

【平塚市】
近年、大雨をもたらす「線状降水帯」等による浸水対策について、本市では「平塚市総合没水対策第2次実施計画」に基づき、管路整備やゲートの改修等のハード対策を進めるとともに、ソフト対策の自助の支援として土のうステーションの設置を行っています。また、本市から、河川管理者の国や神奈川県に対し、早期の堤防整備や河川内に堆積した上砂の撤去等が図られるよう、要望を行っています。引き続き、地区の特性に合わせたハード対策やソフト対策を確実に実施し、浸水被害の軽減に努めていきます。
≪事務担当は下水道整備課計画担当、土木総務課国県事業推進担当≫

【秦野市】
 道路の排水工については、日本道路協会発行の「道路土工 要綱(H21.6)第 2 章 排水」により設計することを原則としています。
しかしながら、近年、線状降水帯などによる大雨も発生しているため、現場の状況に合わせ、集水桝を増やすなど、ゲリラ豪雨への対応を行っていきたいと考えています。
 また、雨水整備については、重点的整備区域である大根鶴巻地区の浸水対策として令和元年度に、計画した事業が完成しました。今後は、浸水被害箇所を重点的に下水道事業計画に基づき整備を進めていきます。
≪建設部、上下水道局≫

【伊勢原市】
 当市では、公共下水道事業計画に基づき、継続的に雨水幹線の整備を進めています。
 また、近年の集中豪雨等の異常気象に関しましては、監視カメラや水位情報の把握に努めています。
≪下水道整備課≫

【二宮町】
 近年の豪雨時における冠水箇所の雨水管整備を進めるとともに、水害リスク情報の充実等の対策を検討していきます。

【大磯町】
 浸水対策については、大磯町下水道全体計画に基づき、概ね5年に1度程度の降雨(55 mm/hr)に対応するよう整備を進めております。しかし、近年のゲリラ豪雨のような瞬間的に強い雨が降ってしまうと、町内の排水ポンプの許容量を超え、一時的に冠水が発生してしまう場合があり、本町では、排水ポンプが正常に稼働するよう保守点検を実施しております。また、台風や大雨時には職員が町内を巡回し、消防や警察署、建設協会などと連携し、今後も安全確保に努めてまいります。
 下水道の整備については、時間雨量55mmに対応できる施設整備を進めておりますが、線状降水帯がもたらす局地的な集中豪雨においては、内水氾濫等を起こす可能性があります。このような気候変動による降水量の増大や水害の激甚化・頻発化など、今後、懸念される水災害のリスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者・下水道管理者等による治水だけでなく、流域に関わる関係者が、主体的に治水に取り組む社会を構築する必要がございます。このため、令和3年度に神奈川県が中心となり流域治水協議会を設置し、流域全体で取組む具体的な治水対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として取りまとめ、流城治水を計画的に推進してまいります。

年度
2022_西湘地域連合_社会インフラ政策_(2)-⑦

年度

要求

(2)防災対策の推進
⑥近年、大雨をもたらす「線状降水帯」に対応したインフラ整備、対策を実行してもらいたい。

要求の趣旨
【自然と調和した社会インフラ・都市基盤の整備充実を進め、防災・減災機能を強化した災害に強い街づくりに取り組むこと。また、交通安全施策を充実するとともに、犯罪のない地域社会づくりに向けた取り組み推進すること。】

回答

【平塚市】
近年、大雨をもたらす「線状降水帯」等による浸水対策について、本市では「平塚市総合没水対策第2次実施計画」に基づき、管路整備やゲートの改修等のハード対策を進めるとともに、ソフト対策の自助の支援として土のうステーションの設置を行っています。また、本市から、河川管理者の国や神奈川県に対し、早期の堤防整備や河川内に堆積した上砂の撤去等が図られるよう、要望を行っています。引き続き、地区の特性に合わせたハード対策やソフト対策を確実に実施し、浸水被害の軽減に努めていきます。
≪事務担当は下水道整備課計画担当、土木総務課国県事業推進担当≫

【秦野市】
 道路の排水工については、日本道路協会発行の「道路土工 要綱(H21.6)第 2 章 排水」により設計することを原則としています。
しかしながら、近年、線状降水帯などによる大雨も発生しているため、現場の状況に合わせ、集水桝を増やすなど、ゲリラ豪雨への対応を行っていきたいと考えています。
 また、雨水整備については、重点的整備区域である大根鶴巻地区の浸水対策として令和元年度に、計画した事業が完成しました。今後は、浸水被害箇所を重点的に下水道事業計画に基づき整備を進めていきます。
≪建設部、上下水道局≫

【伊勢原市】
 当市では、公共下水道事業計画に基づき、継続的に雨水幹線の整備を進めています。
 また、近年の集中豪雨等の異常気象に関しましては、監視カメラや水位情報の把握に努めています。
≪下水道整備課≫

【二宮町】
 近年の豪雨時における冠水箇所の雨水管整備を進めるとともに、水害リスク情報の充実等の対策を検討していきます。

【大磯町】
 浸水対策については、大磯町下水道全体計画に基づき、概ね5年に1度程度の降雨(55 mm/hr)に対応するよう整備を進めております。しかし、近年のゲリラ豪雨のような瞬間的に強い雨が降ってしまうと、町内の排水ポンプの許容量を超え、一時的に冠水が発生してしまう場合があり、本町では、排水ポンプが正常に稼働するよう保守点検を実施しております。また、台風や大雨時には職員が町内を巡回し、消防や警察署、建設協会などと連携し、今後も安全確保に努めてまいります。
 下水道の整備については、時間雨量55mmに対応できる施設整備を進めておりますが、線状降水帯がもたらす局地的な集中豪雨においては、内水氾濫等を起こす可能性があります。このような気候変動による降水量の増大や水害の激甚化・頻発化など、今後、懸念される水災害のリスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者・下水道管理者等による治水だけでなく、流域に関わる関係者が、主体的に治水に取り組む社会を構築する必要がございます。このため、令和3年度に神奈川県が中心となり流域治水協議会を設置し、流域全体で取組む具体的な治水対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として取りまとめ、流城治水を計画的に推進してまいります。