要求

14.既存の社会インフラの維持管理にあたっては、安全対策の観点から、維持管理用ロボットの導入、IT技術の活用などにより、設備の破損や事故の未然防止をはかること。また、上下水道、橋、道路、標識など社会的インフラの維持と長寿命化・老朽化対策として、将来の人口減少の推移に応じて、持続性・安定性を担保すると共に優先順位をつけて整備すること。

回答

 県では、県有施設のほか、道路や公園などの都市基盤施設も含め、すべての公共施設について、総合的かつ計画的な管理を推進するため、「神奈川県公共施設等総合管理計画」を策定しており、この計画のもと、優先順位をつけて、施設の長寿命化や老朽化対策に取り組んでいます。
 水道管路などの上水道施設については、計画的に施設の整備を行うとともに、定期的な点検を実施し異常箇所の早期発見に努め、破損・事故の未然防止や機能の維持を図り、必要に応じて補修等を行っています。
 また、高所箇所の点検においては、ドローンなどの新技術を活用しており、加えて近年は維持管理に関する新技術の開発・導入が進められておりますので、長寿命化・老朽化対策に活用できる当該技術について調査・検討してまいります。
 県が所管する流域下水道では、適切な予防保全と維持管理の効率化を図るため、ICT技術の活用に向け、技術開発の動向などを注視するとともに、導入可能な技術について調査研究をしてまいります。
 また、効果的な老朽化対策として、経過年数や健全度による老朽化の度合いを評価するとともに、故障や劣化などによって設備に不具合が発生した場合に利用者や自然環境等に与える影響を考慮し、優先順位をつけて改築更新に取り組んでいます。
 道路施設における維持管理用ロボットの導入については、国土交通省の点検支援技術性能カタログ(案)や新技術情報提供システム(NETIS)などを参考に、新技術等の活用を検討してまいります。
 また、県管理道路では、「神奈川県道路施設長寿命化計画」に基づき、健全性の診断と、診断結果に基づく修繕などの措置を繰り返すことで、老朽化による事故の未然防止と、施設の長寿命化に取り組んでいます。
≪総務局、県土整備局、企業庁企業局≫

年度
2022_神奈川県_社会インフラ政策-14

年度

要求

14.既存の社会インフラの維持管理にあたっては、安全対策の観点から、維持管理用ロボットの導入、IT技術の活用などにより、設備の破損や事故の未然防止をはかること。また、上下水道、橋、道路、標識など社会的インフラの維持と長寿命化・老朽化対策として、将来の人口減少の推移に応じて、持続性・安定性を担保すると共に優先順位をつけて整備すること。

回答

 県では、県有施設のほか、道路や公園などの都市基盤施設も含め、すべての公共施設について、総合的かつ計画的な管理を推進するため、「神奈川県公共施設等総合管理計画」を策定しており、この計画のもと、優先順位をつけて、施設の長寿命化や老朽化対策に取り組んでいます。
 水道管路などの上水道施設については、計画的に施設の整備を行うとともに、定期的な点検を実施し異常箇所の早期発見に努め、破損・事故の未然防止や機能の維持を図り、必要に応じて補修等を行っています。
 また、高所箇所の点検においては、ドローンなどの新技術を活用しており、加えて近年は維持管理に関する新技術の開発・導入が進められておりますので、長寿命化・老朽化対策に活用できる当該技術について調査・検討してまいります。
 県が所管する流域下水道では、適切な予防保全と維持管理の効率化を図るため、ICT技術の活用に向け、技術開発の動向などを注視するとともに、導入可能な技術について調査研究をしてまいります。
 また、効果的な老朽化対策として、経過年数や健全度による老朽化の度合いを評価するとともに、故障や劣化などによって設備に不具合が発生した場合に利用者や自然環境等に与える影響を考慮し、優先順位をつけて改築更新に取り組んでいます。
 道路施設における維持管理用ロボットの導入については、国土交通省の点検支援技術性能カタログ(案)や新技術情報提供システム(NETIS)などを参考に、新技術等の活用を検討してまいります。
 また、県管理道路では、「神奈川県道路施設長寿命化計画」に基づき、健全性の診断と、診断結果に基づく修繕などの措置を繰り返すことで、老朽化による事故の未然防止と、施設の長寿命化に取り組んでいます。
≪総務局、県土整備局、企業庁企業局≫