精神障害にも対応した地域包括ケアシステムでは、多様な主体が地域において重層的に関わることで安心して暮らせる地域づくりを目指しています。様々な支援主体の連携の中で、精神障害のある方の暮らしやすい地域づくりを目指していきます。
　また、強度行動障害のある人に適切な支援のできる人材を育成する取組として、発達障害者支援センターに「地域支援マネジャー」を４名配置し、障害福祉サービス事業所等に対する行動障害・発達障害に係るコンサルテーションを実施しています。
　さらに、障害福祉サービス事業所等の職員を対象に、行動障害に係る支援力向上を図るための研修（強度行動障害支援者養成研修）を開催しています。
なお、地域移行の選択肢としてグループホームがありますが、本市では行動に関して支援が必要な方もグループホームをご利用いただいています。今後も、グループホームの利用をご希望される方が入居できよう、定員数の拡充に取り組んでいきます。
　こうした取組を今後も継続するとともに、引き続き必要とされる支援体制について検討し、行動障害のある人に対応できる事業所の拡大に努めていきます。
＜健康福祉局＞