本市におきましては、主体的な社会参画の姿勢の育成を目指し、政治や社会の諸問題や地域課題への関心をもつことと、社会や地域の一員としての自覚を高めることの２つの視点から、「自分の意思が社会を創る」という思いを育てる主権者教育に取り組んでおります。このような意識の醸成につきましては、高等学校だけでなく、小学校・中学校からも主権者教育の推進が必要であることから、主権者教育の手引き『自分の意思が社会を創る』を作成・配付するとともに、市立学校全教員が活用できるようウェブサイトに掲載しております。また、毎年５月には、市立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校から担当者を集め、主権者教育担当者会議を開催し、各学校の実態に応じて主権者教育に取り組んでいただくよう周知しております。毎年８月の夏季休業中には、希望研修として主権者教育研修会を実施し、これまでの実践を紹介したり、各学校の取組を共有したりすることを通して、子どもたちの発達段階や各教科等の学習活動に応じて主権者教育に取り組むことができるよう支援しております。
今後も、市内各学校において、各学校段階や各学校の実態、各学年・各分野の学習内容を踏まえて、主権者教育が適切に推進されるよう支援してまいりたいと考えております。
≪教育委員会事務局 カリキュラムセンター≫