要求

4.フードバンク活動の促進

生活困窮者支援および食品ロス削減の観点から、フードバンク活動の促進を図ることとし、①行政内部の認識を深め、関連部局ならびに関係団体(社会福祉協議会、等)との横断的な連携の推進を図ること、②食支援を必要とする市民の支援を行なうフードバンク活動団体に寄り添い活動を支えること、③未利用食品を廃棄している食品製造業者等に、フードバンク活動やフードバンク団体の情報を提供すること、④企業・団体・教育機関に協力を求め、家庭での食品ロス削減の実践に取り組むこと、⑤食支援を行なうフードバンク団体の育成・設立に向けて積極的に取り組むこと。

回答

【横須賀市】

① 本市では、平成28年に職員フードドライブ事業を開始し、部局横断での取り組みを進めてまいりました。生活困窮世帯に対しては生活支援課、新型コロナウイルスの影響を受けた世帯には地域福祉課と役割分担を行い、きめ細かな支援に努めております。

② 市内に活動拠点のあるフードバンク団体とはホームレス支援でも連携をしており、食糧支援の経験を生かした取り組みを進めております。

③ 食品製造事業者等へのフードバンク活動の周知については、活動趣旨に賛同する事業者等を中心に対応を進めてまいります。

④ 市の広報誌を通じて定期的に協力を呼びかけており、企業、団体、市民からの寄贈食品を新型コロナウイルスの影響など様々な要因で困窮する方々に提供しています。

⑤ 地域のこども食堂等にもフードバンク食品を定期的に提供しており、今後も地域に根差した活動を続けていきます。(民生局福祉こども部地域福祉課・生活支援課)

 

【三浦市】

ごみダイエット大作戦、アクションプログラムに位置付け、食品ロス削減を 目的とした「フードドライブ」「小学生向け出前授業」等を実施します。 また、これらに関連した市民啓発や、企業団体等への協力依頼など、積極的に働きかけを行います。【福祉課】(廃棄物対策課)

 

【鎌倉市】

① 生活困窮者に対する食料支援として、平成 30 年度 から 「一般社団法人ふらっとカフェ鎌 倉」と「生活困窮者等への食料支援に関する協定」を締結し、フードバンク活動を実施しています。令和4年度は食料配布会を毎月実施するとともに、食料倉庫を拡充したことで、安定的な食料の共有が可能となったことから、「フードバンクかまくら」と総称し活動しております。 フードバンク活動の実施にあたっては、環境部のフードドライブと連携するだけでなく、庁内 外に食料の提供を呼びかけ、様々な企業や団体などと連携し実施しているところです。また、食料配布会開催時には、相談ブースを設置し、就労や生活の相談なども実施することでも、関連部 局や関連団体と連携をとっています。

② 市と協働でフードバンク活動をしている一般社団法人ふらっとカフェ鎌倉とは、協定の中でそれぞれの役割を定め、定期的に意見交換を行い、お互いに寄り添いながら活動しております。

③ 市内で食品を取り扱う事業者等に対し、食品ロス削減の取り組みを推進するよう要請を行っており、その一環でフードバンク活動やフードバンク団体の情報を提供しております。引き続き、 事業者等に対して情報を提供してまいります。

④ 市内で食品ロスの削減を行っている業者を「協力店」として登録し、市のホームページ等で情報を発信する「鎌倉市食品ロス削減協力店」制度を令和3年度(2021年度)から実施しております。また、国、県、関連団体等から発出される情報について、企業・団体・教育機関に 提供を行い、家庭における食品ロスの削減に向けた意識啓発を行ってまいります。

(ゴミ減量対策課)

小学校の家庭科、中学校の技術・家庭科家庭分野で「持続可能な生活」として、食品の購入や 消費について考える学習を行っております。そして、調理では、できるだけ無駄を出さないよう に、食材を有効に扱うことも指導しております。また、総合的な学習の時間などで児童生徒がSDGsについて学び、「自分にできること」のひとつとして、食品ロスや無駄の少ない消費について考えたり調べたりする取組をしております。 今後も学校での教育活動を通して、家庭での食品ロス削減につなげていけるよう、取り組んでまいります。(教育指導課)

⑤ 新型コロナウィルス感染症の影響が長期化や物価の高騰もあり、フードバンク活動の需要がますます高まる中で、安定的な食料の確保が課題となっております。そのため、協力団体が増えるよう働きかけを強化するとともに、ガバメントクラウドファンディングの活用や広報かまくらを活用した周知など、行政として可能なサポートを行うことで、継続的にフードバンク活動を行える団体の育成や鎌倉市全体のフードバンク活動の発展につながるよう取り組んでまいります。(生活福祉課)

 

【逗子市】

本市では社会福祉協議会が子ども食堂の運営に携わる有志と協力して、フードバンク事業により集められた食品等を、生活困窮世帯等へ提供するフードドライブ事業を定期的に行っており、市は当該事業の幅広い周知等について支援しております。

当該事業の周知が庁内をはじめ市民及び事業者に対する重要な啓発活動であると考えますので、今後も社会福祉協議会と連携しながらフードバンク活動の促進を図り、困窮世帯への支援を行うとともに、食品ロス削減につなげてまいります。(社会福祉課)

 

【葉山町】

本町では、「(公財)フードバンクかながわ」と食品の提供・譲渡に関する合意書を取り交わし、不用となった防災備蓄食品を主とした食品の譲渡を行っております。 また、ごみの発生を抑制させるため、家庭での食品ロス削減の周知を図っているところです が、食品関連事業者等に対しフードバンク活動に関する広報・啓発に努めてまいります。 フードバンク活動につきましては、葉山町社会福祉協議会が子ども食堂など各団体と連携を図っており、町は社会福祉協議会の活動に協力する形で支援を図っています。

年度
2022_三浦半島地域連合_連合神奈川、神奈川県労福要求と提言_福祉・社会保障政策_4

年度

要求

4.フードバンク活動の促進

生活困窮者支援および食品ロス削減の観点から、フードバンク活動の促進を図ることとし、①行政内部の認識を深め、関連部局ならびに関係団体(社会福祉協議会、等)との横断的な連携の推進を図ること、②食支援を必要とする市民の支援を行なうフードバンク活動団体に寄り添い活動を支えること、③未利用食品を廃棄している食品製造業者等に、フードバンク活動やフードバンク団体の情報を提供すること、④企業・団体・教育機関に協力を求め、家庭での食品ロス削減の実践に取り組むこと、⑤食支援を行なうフードバンク団体の育成・設立に向けて積極的に取り組むこと。

回答

【横須賀市】

① 本市では、平成28年に職員フードドライブ事業を開始し、部局横断での取り組みを進めてまいりました。生活困窮世帯に対しては生活支援課、新型コロナウイルスの影響を受けた世帯には地域福祉課と役割分担を行い、きめ細かな支援に努めております。

② 市内に活動拠点のあるフードバンク団体とはホームレス支援でも連携をしており、食糧支援の経験を生かした取り組みを進めております。

③ 食品製造事業者等へのフードバンク活動の周知については、活動趣旨に賛同する事業者等を中心に対応を進めてまいります。

④ 市の広報誌を通じて定期的に協力を呼びかけており、企業、団体、市民からの寄贈食品を新型コロナウイルスの影響など様々な要因で困窮する方々に提供しています。

⑤ 地域のこども食堂等にもフードバンク食品を定期的に提供しており、今後も地域に根差した活動を続けていきます。(民生局福祉こども部地域福祉課・生活支援課)

 

【三浦市】

ごみダイエット大作戦、アクションプログラムに位置付け、食品ロス削減を 目的とした「フードドライブ」「小学生向け出前授業」等を実施します。 また、これらに関連した市民啓発や、企業団体等への協力依頼など、積極的に働きかけを行います。【福祉課】(廃棄物対策課)

 

【鎌倉市】

① 生活困窮者に対する食料支援として、平成 30 年度 から 「一般社団法人ふらっとカフェ鎌 倉」と「生活困窮者等への食料支援に関する協定」を締結し、フードバンク活動を実施しています。令和4年度は食料配布会を毎月実施するとともに、食料倉庫を拡充したことで、安定的な食料の共有が可能となったことから、「フードバンクかまくら」と総称し活動しております。 フードバンク活動の実施にあたっては、環境部のフードドライブと連携するだけでなく、庁内 外に食料の提供を呼びかけ、様々な企業や団体などと連携し実施しているところです。また、食料配布会開催時には、相談ブースを設置し、就労や生活の相談なども実施することでも、関連部 局や関連団体と連携をとっています。

② 市と協働でフードバンク活動をしている一般社団法人ふらっとカフェ鎌倉とは、協定の中でそれぞれの役割を定め、定期的に意見交換を行い、お互いに寄り添いながら活動しております。

③ 市内で食品を取り扱う事業者等に対し、食品ロス削減の取り組みを推進するよう要請を行っており、その一環でフードバンク活動やフードバンク団体の情報を提供しております。引き続き、 事業者等に対して情報を提供してまいります。

④ 市内で食品ロスの削減を行っている業者を「協力店」として登録し、市のホームページ等で情報を発信する「鎌倉市食品ロス削減協力店」制度を令和3年度(2021年度)から実施しております。また、国、県、関連団体等から発出される情報について、企業・団体・教育機関に 提供を行い、家庭における食品ロスの削減に向けた意識啓発を行ってまいります。

(ゴミ減量対策課)

小学校の家庭科、中学校の技術・家庭科家庭分野で「持続可能な生活」として、食品の購入や 消費について考える学習を行っております。そして、調理では、できるだけ無駄を出さないよう に、食材を有効に扱うことも指導しております。また、総合的な学習の時間などで児童生徒がSDGsについて学び、「自分にできること」のひとつとして、食品ロスや無駄の少ない消費について考えたり調べたりする取組をしております。 今後も学校での教育活動を通して、家庭での食品ロス削減につなげていけるよう、取り組んでまいります。(教育指導課)

⑤ 新型コロナウィルス感染症の影響が長期化や物価の高騰もあり、フードバンク活動の需要がますます高まる中で、安定的な食料の確保が課題となっております。そのため、協力団体が増えるよう働きかけを強化するとともに、ガバメントクラウドファンディングの活用や広報かまくらを活用した周知など、行政として可能なサポートを行うことで、継続的にフードバンク活動を行える団体の育成や鎌倉市全体のフードバンク活動の発展につながるよう取り組んでまいります。(生活福祉課)

 

【逗子市】

本市では社会福祉協議会が子ども食堂の運営に携わる有志と協力して、フードバンク事業により集められた食品等を、生活困窮世帯等へ提供するフードドライブ事業を定期的に行っており、市は当該事業の幅広い周知等について支援しております。

当該事業の周知が庁内をはじめ市民及び事業者に対する重要な啓発活動であると考えますので、今後も社会福祉協議会と連携しながらフードバンク活動の促進を図り、困窮世帯への支援を行うとともに、食品ロス削減につなげてまいります。(社会福祉課)

 

【葉山町】

本町では、「(公財)フードバンクかながわ」と食品の提供・譲渡に関する合意書を取り交わし、不用となった防災備蓄食品を主とした食品の譲渡を行っております。 また、ごみの発生を抑制させるため、家庭での食品ロス削減の周知を図っているところです が、食品関連事業者等に対しフードバンク活動に関する広報・啓発に努めてまいります。 フードバンク活動につきましては、葉山町社会福祉協議会が子ども食堂など各団体と連携を図っており、町は社会福祉協議会の活動に協力する形で支援を図っています。