【横須賀市】

投票率は、その時々の社会情勢をはじめ、政治的課題や天候など、さまざまな外的要因の影響に大きく左右されることから、具体的な数値目標を掲げることに関しては、性質上そぐわないものであると考えています。投票することが政治に参画しているという意識を根付かせることが、中長期的に見れば投票率の向上につながると考えています。

本市では、平成24年度から、一般的に投票率が低いと言われる若年層である学生や近い将来有権者となる児童生徒に対して、出前授業という形式で、投票することの大切さを伝える取り組みを行っています。周知については、鉄道やバスとの連携をはじめ、市の選挙では、デジタルサイネージの活用やゴミ収集車による啓発放送を行っています。

期日前投票については、平成31年度に市内最多の乗降客数である駅に隣接した商業施設における投票所を新たに増設しました。市内11か所をオンラインで結び、どこでも投票ができる環境にあり、県内でも非常に充実している状況です。また、他都市で導入している移動投票所の多くは、人口減少などにより、投票区域を見直したことによる投票所の減少により、補完措置として行っているものと認識しています。本市においても大規模な投票区域の見直しを行う際には、有権者の投票の利便性が確保されるよう努めてまいります。（選挙管理委員会選挙管理課）

【三浦市】

投票率の向上に向けて、明るい選挙推進協議会などと連携しながら、有権者の投票へ繋がる選挙啓発活動を引き続き行っていきます。また、投票される方の利便性向上に繋がる場所での投票所設置を今後とも検討していきます。（選挙管理委員会事務局）

【鎌倉市】

投票率は、様々な外的要因（天気、関心度の高い政策争点の有無など）により左右されるものと認識しており、効果測定のための目標設定は難しいものと捉えておりますが、他市町村や前回選挙との投票率の比較により、取組の効果について検証してまいります。具体的な取組としては、鎌倉市明るい選挙推進協議会との協働による常時・臨時啓発等や 行政区毎に期日前投票所を設置し、選挙の啓発や有権者の利便性の向上に務めているところです。また、ご提案の移動投票所を含む移動支援については、課題と捉えており、実現に向けた課題整理を行ってまいります。

（選挙管理委員会）

【逗子市】

現在、期日前投票所を市役所に設けております。逗子駅、逗子・葉山駅に近く、比較的狭い市域の中心市街地という好立地であり、期日前投票所としては最適の場所に設けることができていると考えております。（期日前投票所の）増設等につきましては、東逗子駅周辺が考えられますが、増設にあたり既存の適当な公共施設がなく、また二重投票を防ぐためにも投票受付システム用のネットワーク回線の敷設費用が必要となるなど物理的、技術的な課題があります。

増設による投票者数の著しい増加が見込めないと考えますが、最近の選挙における投票率は県下でもトップクラスである現状に満足することなく、投票率の向上には利便性が重要であると認識しているので、引き続き方策を検討していきます。（行政委員会事務局）

【葉山町】

本町につきましては、令和４年７月10日執行第26回参議院議員通常選挙において、令和元 年７月21日執行第25回参議院議員通常選挙と比較し、投票率が7.80ポイント増加しており、 啓発及び投票環境の向上の対策に一定の成果が出ているものと思われますが、引き続き、投票率向上の検討を進めてまいります。