AIが周遊ルート提案!箱根町~かんこう

 

真剣な顔で地図を見ている家族のイラスト

AI技術、道路混雑予測などで、観光地に起こるオーバーツーリズム解消に期待大です!

観光産業に特化したデジタルサービスを展開する横浜市の(株)イージーエックスと(一財)箱根町観光協会(箱根DMO)の連携により開発されたはこたびに注目です。スマートフォンやPCで使用でき、年齢層や興味、日程等を入力すると観光スポットなどを巡る「王道」「穴場」といったルートを複数提案してくれます。同社が有するデータ分析やAI技術と、箱根DMOが有する道路混雑予測データ、これまでに集約した観光客アンケートなどが活用されています。

満足度向上に期待

国内外の観光需要が急速に回復する中、箱根町は訪問客超過による住民生活や観光満足度の低下が懸念される「オーバーツーリズム」が課題となっていて、地域住民らと交通混雑解消に向けた取り組みなどを検討してきました。

オーバーツーリズムとは、特定の観光地に観光客が過度に集中することで、地域住民の生活や自然環境、観光資源に悪影響を及ぼす現象のことを指し、主な特徴として、以下のような点が挙げられています。

  • 交通渋滞や環境破壊などの地域問題の発生
  • 観光客の満足度低下と地域住民の生活環境の悪化
  • 観光地としての持続可能性への脅威

箱根町では年間約2000万人の観光客が訪れ約2900億円の観光消費を生み出している一方で、交通渋滞による観光客の満足度低下が深刻な課題となっています。はこタビの導入により、AI技術を活用した効率的な観光ルートの提案と混雑緩和が期待できます。

 

観光する側、歓迎する側ともに良いですね! by れんこ