劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)患者さん増加💦

今日のお話しは劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)です。3月にお知らせをしています。あれから患者さん増えています!

この病気は主にA群の溶連菌が原因で起こる感染症です。国立感染症研究所によると、今年は6月16日までに1060人の患者が報告され、過去最多だった昨年の報告数941人を半年で上回りました。今年3月までに届けられた一部の症例335人のうち、77人が亡くなったそうです。最新6/23の報告によると1101人の方が感染されてます。(確実に増えていますね)
                                        
●感染経路                                                             この感染症は、患者さんの咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛まつ感染」、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」、食品を介して細菌が口に入って感染する「経口感染」があります。 

●溶連菌とは

溶連菌はのどに感染する細菌です。のどに感染して炎症を引き起こす原因として、さまざまなウイルスや細菌があります。そのうちのひとつである溶連菌は、正式には溶血性連鎖(レンサ)球菌と呼ばれる細菌です。溶連菌にはいくつもの種類がありますが、ヒトに感染して症状を発するものはA群β溶血性連鎖球菌とよばれるものがほとんどです。

●苺状の舌とは

イチゴ舌という症状が特徴的とされています。舌の表面が白い苔状になったのちにツブツブができ、この状態がイチゴに似ていることからイチゴ舌と呼ばれます。また、全身に発疹ができることもあります。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の最新の発生報告数は、定期的に国立感染症研究所のIDWR速報データに掲載されています。

 

免疫力が低下している時は病気にかかりやすいもの。ご自分の身体の状態を把握して毎日を過ごすことはとても大事です。

また、ご自分の周りに闘病中の方、高齢者の方などがいたら感染させてしまう可能性も考える必要がありますよね。(改めてです)

 

健康管理に必要時にはマスク着用!毎日の手洗いは大事です~ by れんこ

 

 

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