はだの浮世絵ギャラリー「三代歌川豊国 画業の軌跡」9/7~11/4 開催!

今日は「はだの浮世絵ギャラリー」のお知らせです。

三代歌川豊国(歌川国貞)の没後160年に当たり、美人画、源氏絵、役者絵に分けて、79歳で没するまで手掛けた浮世絵46点を展示中です。

開催期間:令和6年9月7日(土曜日)から11月4日(月・振替休日)まで
注:月曜日(祝日の場合は翌平日)、9月27日(金)、10月25日(金)は休室

秦野市は、平成10年に東田原出身の浮世絵収集家・大津圓子氏から浮世絵1,904点の寄贈を受けました。この、江戸時代の生活文化や社会風俗を伝える日本の伝統的な美術作品である浮世絵を紹介するため、これまで宮永岳彦記念美術館市民ギャラリーで、定期的に浮世絵展を開催しています。多くの人々が、この浮世絵という貴重な美術作品に触れ合える機会を提供するため、秦野市立図書館内に「はだの浮世絵ギャラリー」を開設し、常設展示を平成29年11月3日(金曜日)から行っています。

 

歌川国貞(三代豊国)とは?天明6年~元治元年(1786年~1865年)

幼くから画才に恵まれ、10代半ばで初代歌川豊国の門をくぐる。22歳頃、画壇に登場し、美人画・役者絵を手がける。一雄斎、五渡亭、香蝶楼、喜翁など多くの画号を用い、五渡亭時代に《当世三十弐相》など代表作を残す。師豊国が没し、弘化元年(1844)、正式に「二代目豊国」を襲名(現代では三代とする)。「役者絵の豊国(三代)」との世評を確立し、生涯で残した作品数では他の浮世絵師の中でも最大級の数を誇る。

秦野市立図書館の所在地等                                                                             住所:〒257-0015 神奈川県秦野市平沢94-1                                                                        はだの浮世絵ギャラリー | 秦野市立図書館CMS (library-hadano.jp) 

浮世絵収集家の方から浮世絵1,904点の寄贈を受けるってすごいことだと思いますし、多くの方に浮世絵に触れる機会を提供する秦野市の想いが伝わりますね。歌川国貞の代表的な肉筆浮世絵作品は、浮世絵太田記念美術館、江戸東京博物館、東京国立博物館、出光美術館、日本浮世絵博物館、心遠館(アメリカ)、個人の方等で所蔵されてます。今回は46点の作品を身近な場所で鑑賞できます。ぜひ行ってみてください。by  れんこ