横浜市 児童虐待対応件数 過去最多

今日は、とても考えさせられるお話しになります。

横浜市の2023年度における児童虐待数は過去最高の14,035件、この数字を1日に換算してみると毎日38件もの虐待が起きていたことになります。実際には氷山の一角で見つかったケース、この裏には今も助けを求めている児童がいます。

通告・相談の経路別の増加率を見ると、目立つのが「学校」からの2125件。前年度に比べ463件増(27.9%増)となり、「幼稚園」(97件)は前年度から42.6%増、「児童福祉施設など」(213件)は29.9%の増加、件数で最も多いのは「警察など」で4451件。前年度から159件の増加全体の31.7%を占めたそうです。                                                           この「学校」からの通告・相談って児童が1日の大半を過ごす学校で先生が異変に気づいてくれたってことなのでしょうね。先生は保護者とのやり取りから見えてくるものもありますし、幼稚園、、、更に低い年齢、これも幼稚園の先生が気づいてくれたのでしょうね。

相談種別では心理的虐待が7129件と全体の50.8%を占め、次いでネグレクトが3748件(26.7%)、身体的虐待が3034件(21.6%)だったそうです。

※子どもを虐待から救うためには、情報提供、通告がとても重要です。

所管部局:こども青少年局こども福祉保健部 こどもの権利擁護課 児童虐待・DV対策係

電話番号:045-671-4288 ファックス:045-550-3948

横浜市では21年に「横浜市子供を虐待から守る条例」を改正し体罰の禁止を盛り込み、関係機関や地域支援者向けなどの「子ども虐待防止ハンドブック」を作成しています。

横浜市子ども虐待防止ハンドブック 横浜市 (yokohama.lg.jp)

児童虐待早期発見に関するチェックリストの紹介 – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

子どもの年齢が低ければ低いほど大人による虐待行為に声を上げることができません。子どもの人権を守るために正しい知識と行動に移すことが大切です。