【藤沢市】
本市では、１９８２年（昭和５７年）に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行うとともに、１９９５年（平成７年）には「核兵器廃絶平和推進の基本に関する条例」を制定いたしました。
令和５年度は、被爆地広島・長崎への青少年派遣事業を再編し、参加者が主体的に学ぶことができる体験型の「平和学習広島・長崎派遣プログラム」として実施しました。
また、ピースリングバスツアーや小中学校を対象としたオンラインによる被爆体験講話「ピースネット」をはじめとした事業など、被爆の実相と戦争の記憶を次世代に継承するため、市民と協働でさまざまな事業を実施しております。
また、他自治体との連携につきましては、日本非核宣言自治体協議会及び平和首長会議への参加を通じ、全国の自治体との連携強化と平和に関する情報収集を行っております。今後も、市民社会に「平和文化」が浸透するよう、次世代を担う若者の育成などに重点を置いた取組を進めてまいります。
≪事務担当：人権男女共同平和国際課≫

【茅ヶ崎市】
本市では、「平和都市宣言」「茅ヶ崎市核兵器廃絶平和都市宣言」に基づき、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願い、様々な平和啓発事業に取り組んでおります。
令和５年８月には、先進７カ国首脳会議（Ｇ７広島サミット）において各国の首脳に贈られた金属製の折り鶴「ＳＡＤＡＫＯ」が茅ヶ崎市に寄贈されたことから、佐々木禎子さんが折った「禎子鶴」とともに茅ヶ崎市の平和啓発活動の象徴として市役所に展示しております。
また、「平和について」ポスター作文コンテストで選出された小中学生６名を平和大使として広島へ派遣する「平和大使広島派遣事業」を４年ぶりに再開いたしました。
今後も、非核（平和）宣言を行う神奈川県内全ての自治体と平和関連施策について情報共有しながら、核兵器廃絶に向けて平和啓発事業を推進してまいります。
≪担当課　多様性社会推進課≫

【寒川町】
核兵器廃絶の平和都市宣言を行っている自治体として、人類共通の平和への思いと願いを込めた宣言の趣旨を広く知っていただくために、平和都市宣言のシンボル像や広告塔、懸垂幕などを町内各所に設置しております。さらに、各団体が実施する平和事業に参画するとともに防災行政用無線で平和祈念の町内放送を実施するなど、引き続き平和思想の普及啓発に努めてまいります。県内他自治体との連携、働きかけにつきましては、近隣の状況をみながら検討してまいります。
≪町民窓口課≫