三浦半島、小網代湾で昨年末から実施されてきたカキ養殖の試験に一定の成果が表れ、地元漁業者の新たな収入源の確保をめざし、本格始動することになりました!
湾内では、アイゴ(海水魚)などの食害により海藻類が著しく減少する磯焼けの影響で、ワカメ養殖が難しくなった中、真珠を育てるためのアコヤガイ養殖は好調なことから、県水産技術センター協力のもと、漁業者の新たな収入源の確保をめざして取り組んでいました。市内では、金田と上宮田地区に次いで3例目です。
県内では真鶴町で岩ガキの養殖「鶴宝」が2021年から本格出荷をスタートしています。
生活排水などで汚染されていない清浄な海域とされる外洋で稚貝をロープで海中に垂下させ、成長に併せ漁師が定期的に引き上げ、フジツボなどを削り落とすなど地道な世話を続け、真鶴町の海の栄養をたっぷり吸収した岩ガキに育てることに成功しています。
漁業の発展に期待大です!! by れんこ
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