横浜市に大型図書館~せいかつ

2024年12月12日に開催された、横浜柊都「こども青少年・教育委員会」において市立図書館が再整備され、新たに大型図書館をつくる方針が示されました。これは複数の区がまとめて利用するものではなく、1区1館の方針は変わらないものです。

再整備とは
(1)老朽化対策・リノベーション、現状の図書館のまま館内を刷新
       来年度に築60年超の港北図書館(港北区)の老朽化対策の検討を始めるほか、各地域館でリノベーショ  ンを実施していく方針です。
       電子書籍についても中央図書館1階に整備中の「のげやま子ども図書館」に来年度から導入し、全18館で の導入を目指しています。
(2)建て替え・再整備による中規模化(延床面積5000平方メートル程度)
  鶴見区では豊岡小学校の建て替えにともなう複合施設化により、移転再整備する計画が進行しています。同図書館は1500平方メートル超のスペースしかありませんが、再整備により3倍超の5000平方メートル程度まで拡張できる予定です。
(3)新たな大型図書館の整備(1万~2万平方メートル程度
新たな大型図書館とは

西区の中央図書館(延床面積約2万平方メートル)とは別に大型図書館(同1~2万平方メートルを想定)を新たに建てようというもので、電子書籍なども含めた最新の多様なメディアを取り入れ、蔵書の拡充を図ります。

地の拠点”として位置付け利用者が交流・体験できる、核となる施設を目指しています。

また、重要な役割として「物流機能」があります。

現在は中央図書館の館内で担っている図書の配送などの機能を移すことで、市全体で蔵書数の拡充を図り、図書輸送量を拡大する見込みです。その対応を新大型図書館で強化したい考えです。

新たな大型図書館の立地場所や規模、開館時期などについては、来年度に検討する予定です。

蔵書量も増え、交流の場となる居心地がいい施設はありがたいです♪ by れんこ